ブログ

代表タジリ 2025.07.13

【家づくり】その間取り、25年後も本当に「しあわせ」ですか?

【家づくり】その間取り、25年後も本当に「しあわせ」ですか?

こんにちは、しあわせやの田尻です。

最近、家づくりを考えているお客様とお話ししていると、つくづく思うことがあります。
それは、情報が溢れている今の時代だからこその、新しい悩みについてです。

SNSを開けば、世界中のお洒落な家の写真が簡単に見つかります。私も建築士ですから、もちろん見ますし、「うわ、このリビングすげぇ!」「このキッチン、カッコいい!」なんて、純粋にワクワクします。

ただ、その一方で、少し立ち止まって考えてみてほしいのです。
その画面越しの「カッコいい家」は、本当に「あなたの家族が25年間、しあわせに暮らせる家」なのでしょうか?
ちなみに25年って期限は、とりあえず私が自分で家を建てて約25年だってことに由来します。
本来なら住宅ローンが終わる35年とか40年とか言いたいけど、経験してないからなぁ。。。(笑)

さて。

家を建てた人の約半数が、何らかの後悔を抱えている、という少し残念なデータがあります。そして、その後悔の多くが「間取り」に関するものなのです。

なぜ、夢を詰め込んだはずの家で、後悔が生まれてしまうのか。
それは、一瞬の「見た目」や「流行」を追いかけるあまり、20年、30年と続いていく「暮らし」そのものへの想像力が、少しだけ足りなかったからかもしれません。

今日は一級建築士として、「流行の間取り」が抱える可能性と、25年後も家族みんなが「この家でよかった」と心から思える「一生ものの間取り」の違いについて、私の考えをお話ししたいと思います。

「いいね!」はたくさん付くけど…流行の間取りの落とし穴
SNSで人気の間取りには、実際の暮らしでは思わぬ落とし穴が潜んでいることがあります。

例えば、その代表格が「開放的すぎるLDK」。
壁や仕切りのない、だだっ広いリビングダイニング。写真で見ると、抜け感があって最高に気持ちよさそうですよね。

しかし、実際に暮らし始めると、こんな声が聞こえてくるんです。
「料理の匂いやテレビの音が家中に広がり、家族がそれぞれ別のことに集中しづらい」
「空間が広すぎて冷暖房の効率が悪く、光熱費がかさむ」
「いつもリビングが完璧に片付いていないと、落ち着かない」

もちろん、家族のつながりを感じられる開放感は素晴らしいものです。だからこそ私たちは、ただ広くするのではなく、例えば格子で空間をふんわりと仕切るようなご提案をすることがあります。視線は通しながらも、それぞれの空間に程よい独立性を持たせる。そうすることで、「つながり」と「個々の時間」を両立できると考えています。

25年後も「この家、最高!」と言える間取りの共通点
では、どんな間取りなら後悔しないのか。
私が思う「一生ものの間取り」には、3つの共通点があります。

 

1.毎日の「あー、面倒くさい」がなくなる動線

家事って、毎日のことですよね。この「毎日のこと」がスムーズに流れるかどうかで、暮らしの質は天と地ほど変わります。
キッチンで料理して、すぐ隣の洗濯機を回して、そのままデッキに干して、乾いたらファミリークローゼットにしまう。この一連の流れが淀みなくつながっていると、家事の時間は驚くほど短縮され、心にも余裕が生まれます。
派手さはありませんが、こうした日々の「小さなストレス」を設計の力で消していくことこそ、長く快適に暮らすための土台となるのです。

2.10年後、20年後の家族を想像できる「可変性」

家は、家族の歴史そのものです。
今は小さな子どもたちが走り回るプレイルームも、10年後には受験生の勉強部屋に、20年後には独立して夫婦の趣味の部屋になっているかもしれない。
だから、「今」だけを完璧に作り込みすぎてはいけません。将来、部屋を二つに分けられるようにしておくとか、最初からワンフロアで生活が完結する「平屋」を選ぶとか。家族の変化に柔軟に対応できる「余白」を残しておくことが、長くしあわせに暮らすコツではないでしょうか。

3.「片付けなさい!」が減る収納計画

「収納が足りなかった」という後悔も、本当によく聞く話です。
ですが、問題は単に量だけではありません。「どこに」「何を」しまうか、その計画の質が重要です。
玄関に帰ってきたら、靴をしまい、コートを掛けて、手を洗ってリビングに入る。この一連の流れの中に収納があれば、リビングに上着やカバンが散らかることはありません。掃除機やアイロンなど、置き場所に困る物たちの「住所」を最初から決めてあげる。
収納は「物を隠す場所」ではなく、「家を綺麗に保つための仕組み」なんです。

最後に
家づくりは、流行の服を買うのとは違います。
何十年という長い時間、あなたの、そしてご家族の人生の舞台となる場所をつくる、一大事業です。

だからこそ、大切なのは、誰かの「いいね!」のためじゃなく、あなたと、あなたの家族の「しあわせ」のために、家づくりをすること。

私たち「しあわせや」は、ただ家を建てる会社ではありません。お客様の人生というドラマの、最高の舞台を一緒につくるパートナーでありたいと思っています。
だから、たくさん悩んで、たくさん迷って、たくさんワガママを言ってください。それを一緒に笑いながら解決していくのが、私たちの仕事の醍醐味なんです。

25年後、リビングのソファでアルバムをめくりながら、「この家にして、本当によかったね」って、家族みんなで笑い合える。そんな家を、私はあなたと一緒につくりたいと、本気で思っています。

 

ということで、

しあわせは、いつもの中にある。

 

 

タジリの他のブログはこちらから

タジリの「X」はこちら

 

YouTubeいろいろ充実してきてます!
yotube

 

*住宅の補助金「子育てグリーン住宅」についてはこちら

*住宅の窓の補助金「先進的窓リノベ」はこちら

*給湯器の交換「給湯省エネ」についてはこちら

*住宅ローン減税、住宅ローン控除についてはこちら

*不動産取得税についてはこちら

*フラット35についてはこちら

おすすめの関連記事

こちらの内容に興味を持った方は、
こちらの記事もご覧になっています。

  • 【会社のこと】

    【会社のこと】

    代表タジリ
    2025.04.08
  • 【マルシェ】土曜日はしあわせマルシェ!

    【マルシェ】土曜日はしあわせマルシェ!

    代表タジリ
    2025.04.17
  • 【マルシェ御礼】そして私ごとの写真

    【マルシェ御礼】そして私ごとの写真

    代表タジリ
    2025.04.22
  • 【お知らせ】小太郎、虹の橋を渡る。

    【お知らせ】小太郎、虹の橋を渡る。

    代表タジリ
    2025.04.25
  • 【家づくり】トイレについて本音で語る。

    【家づくり】トイレについて本音で語る。

    代表タジリ
    2025.05.02

このページをシェアする

見学予約・資料請求

まずは、実際に見て、
感じてください。

木の質感、空間の心地よさ、光の入り方。
写真や文章だけでは、伝えきれないことがあります。

見学会・イベント

実際のお家をご覧いただけます。

モデルハウス

間取りと心地よさを、
実際の空間で確かめられます。

まだ漠然としていても大丈夫です。しつこい営業はしません。